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令和五年度『当初予算』編成開始!財政拡大なのか?|第十五回『経済財政諮問会議』


【政治報道】 岸田総理(丁酉)は、令和四年十二月一日に総理大臣官邸にて第十五回『経済財政諮問会議』を開催。日本の最重要会議。会議では、令和五年度『予算編成』の基本方針等について議論を行った。


会議後に岸田総理は「来年度予算については、本日答申を頂いた基本方針に基づき、経済対策の裏付けとなる今年度第二次『補正予算』と一体として編成致します。これにより、『骨太方針 二〇二二』に沿った減り張りの効いた予算として参ります。」と述べた。


社会保障の改革につき、家計の可処分所得の拡大に向け、「医療・介護費」の増加抑制の徹底や現役世代の「社会保険料負担」の上昇抑制等を加藤勝信(乙未)厚労大臣へ指示。


後藤茂之(乙未)経済再生大臣には、社会保障以外の分野も合わせ、年内に「経済・財政再生計画」の改革工程表の改訂を指示した。氷河期世代・小倉將信(辛酉)少子化対策大臣には、子育て支援の拡充や女性の就労、正規化促進の指示をした。


 

<予算編成についての考え方>

 政策効果を国民や地方の隅々まで速やかに届け、日本経済を持続可能で「一段高い成長経路」に乗せていく事を目指す。


その際、「本方針及び骨太方針 二〇二一に基づき、経済・財政一体改革を着実に推進する。但し、重要な政策の選択肢を狭める事があってはならない/骨太方針 二〇二二」との方針を踏まえる。


歳出の中身をより結果に繋がる効果的なものとする為、骨太方針 二〇二二を踏まえ、新経済・財政再生計画の改革工程表を策定し、EBPMやPDCAの取組みを推進し、効果的・効率的な支出を徹底する(=乗数効果の是正)。


 

重点分野

 以下の重点分野につき、計画的で大胆な投資を官民連携の下で推進。


  1. 民間主導での成長力の強化と「構造的な賃上げ」を目指し、リスキリング支援も含む「人への投資」の抜本強化と成長分野への労働移動の円滑化、地域の中小企業も含めた賃上げ等

  2. 科学技術イノベ・スタートアップ・GX・DXへの大胆な投資を『スタートアップ育成五ヶ年計画』やGX促進に向けた今後十年間のロードマップ等で



以下も令和五年度『当初予算』の基本方針に含む。

  • 子ども・若者・子育て世帯への支援;こども家庭庁

  • 全世代型社会保障の構築

  • 女性活躍・孤独孤立対策・氷河期世代への支援等

  • 防衛力を五年以内に抜本的に強化

  • 「攻めの投資」、輸出拡大の推進;経済安保の推進、食料安保・エネ安保の強化

  • 次期「国土強靱化基本計画」の検討;中長期的、且つ継続的に取組む(=国による長期の大型インフラ投資か?)


経済財政運営;経済の再生が最優先課題である。経済あっての財政であり、順番を間違えてはならない。必要な政策対応に取組み、経済をしっかり立て直す。そして財政健全化に向けて取組む。政策の長期的方向性や予見可能性を高める様、単年度主義の弊害を是正し、国家課題に計画的に取組む。


 

写真:総理大臣官邸

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